雨どい、こんな症状が出たら要注意!
投稿日:2020.5.15 更新日:2023.10.6
先日、雨どいの役割と部材名称をお伝えしてきましたとおり、雨どいは建物の腐食を防ぐ大切な役割を担っています。
先日の記事はこちらの「雨どいの役割と各部位の名称」をご覧ください。
今回は、雨どい修理を頼んだほうがいい症状についてご説明します。
①こんな症状が出たら要注意
②雨どいの劣化と原因
③雨どいの交換時期は?
【①こんな症状出たら要注意!】
主に症状が出やすいのは軒樋と水を集めるための集水器付近が多いです。
【雨どい(軒樋)の症状】
・軒樋のゆがみ
・軒樋のたわみ
・軒樋の脱落
・軒樋の取付位置不良
・支持金具が曲がりや壊れ
・軒樋の詰まり
【集水器(上合)の症状】
・集水器の脱落
・集水器のズレ
・竪樋とつなぐ集水器のエルボの脱落
・集水器からの雨漏り
・集水器の割れ
【②雨どいの劣化と原因
雨樋の劣化原因は様々です。
ここではよく起こる「雨どいの詰まり」「雨どいのゆがみ」「風にあおられて飛ばされてしまう」の症状と原因についてお伝えします。
【雨どいの詰まり】
雨どいの中がどうなっているか想像できる方はほとんどいないかと思います。
雨どいの詰まりは「軒樋」や「集水器」で起こしやすいです。
詰まりが起きやすい理由は、軒樋や集水器の形状が原因しており、これらの部材はお椀状になっているため、泥やホコリ、落ち葉などが入りやすく、時が経つにつれてゴミが蓄積して、雨どいを詰まらせてしまうからです。
さらに、雨どいの内部にカビやコケなどが発生すると雨水の排水が邪魔され、雨水が溢れてしまいます。
また、周辺に緑が多い場所だと落ち葉や枝が入ってしまう可能性が高く、他にも虫や動物の死がい、鳥の巣、風に飛ばされてきたゴミなどが入り、雨どいを詰まらせてしまいます。
雨どいからの水漏れが雨漏りを起こす直接的な原因とはなりませんが、本来落ちてこない場所で水が伝ってきて、外壁などの劣化を早めることになり、雨漏りを発生させる引き金となってしまうでしょう。
雨どいのつまりを防ぐには、雨どいの掃除をすることで問題は解決します。
また、「落ち葉よけネット」というものがありますので、こちらも取り付けておくとゴミが溜まりにくくなります。
ゴミが溜まった状態を長期間放っておくと、溜まったゴミの重さで雨樋がゆがみ、交換が必要になってしまうこともありますのでご注意ください。
外壁や屋根塗装をお考えで点検してもらう機会があれば、ぜひ雨どいも見てもらいましょう。
同じタイミグでメンテナンスしておけば足場代の節約にもなります。
詳しくはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。
【雨どいのゆがみ】
雨どいは、突風や台風などの暴風雨の影響でゆがんでしまう場合があります。
また、大雪が降ったときも屋根に積もった雪が滑り落ちて雨どいをゆがませてしまうこともあります。
屋根に積もった雪はそうとうな重量がありますので、雨どいにのしかかり壊してしまう被害も発生しています(屋根に雪止めを取り付けておくと落雪事故を予防できます)。
雨どいがゆがむと屋根から流れてくる水が雨どいを通り越してしまう可能性があり、雨どい本来の機能を働かせなくなります。
高いところから水が落下すれば、泥はねで外壁や基礎を汚して騒音も起きます。
雨どいは複数の部材を接合して組まれていますので、部分的に部材を交換することが可能です。
ご自宅の問題だけと考えずに早めに交換するようにしましょう。
【風にあおられて飛ばされてしまった】
昨年、大きな被害を受けた台風21号や24号は記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
当社も、台風直後はお問い合わせが増えて、伺ったお宅には軒樋が飛ばされてしまったというお客様もいらっしゃいました。
雨どいは風雨にさらされている状態です。
固定部材で雨どいはしっかり固定されていますが、経年劣化すればその強度も落ちてきます。
強風で雨樋がゆらゆらしていれば、それは要注意です。
また、経年劣化によって雨どいは硬質化してくるため、強風によるあおりに耐えきれず、雨どいが割れてしまう恐れもあります。
破損した雨どいが風に飛ばされると近隣の方にも被害を与えてしまう危険性がありますので、被害を出さないように予防しておくことが大切です。
近隣トラブルについてはこちらの「外壁塗装で発生しやすい近隣トラブルは?予防策をご紹介」をご覧ください。
【③雨どいの交換時期は?】
雨どいの交換時期は築15年~20年と言われていますが、立地環境によって早くに寿命を迎えてしまう可能性があります。
雨どいの詰まりでいえば、周辺に緑が多いと発生しやすいでしょう。
雨どいの接合部のところは、寿命よりも先に不具合を起こすことがあります。
接合部は接着剤やシーリング、プライマーなどで簡単に補修できますので、症状が軽いうちに直しておくことをおすすめします。
2階にある雨どいは足場が必要になる場合がありますので、できれば外壁塗装など足場を設置する工事の時に、雨どいもメンテナンスしておくといいでしょう。
雨どいのメンテナンス方法についてはこちらの「実は壊れやすい?雨樋のメンテナンス方法と被害に備える対策方法を解説!」をご覧ください。
【雨どい修理ならにお任せください!】
雨どいを普段気にして見ることはないかもしれませんが、建物をちゃんと機能させるために大事な設備です。
雨どいも定期的にメンテナンスしなければ、損傷や水漏れなどの不具合を起こしてしまいますので、適切なタイミングでメンテナンスを行ってください。
は無料で建物診断を実施しておりますので、雨どい修理をお考えのお方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
“mu”
藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市で、塗装工事、屋根工事のことなら、へお気軽にご相談ください。
神奈川県小田原市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
https://toso-home.com/
住所:
お問い合わせ窓口:
(9:00〜18:00 土日祝も対応!)
対応エリア:藤沢市、他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://toso-home.com/case/
お客様の声 https://toso-home.com/voice/
★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://toso-home.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://toso-home.com/contact/