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外壁塗装はただ塗料を塗るだけと思っている方はいらっしゃいませんか？外壁塗装は正しく施工しなければすぐに剥がれてしまいます。

 

そして、どうしても見過ごすことができない、外壁塗装の耐久性を左右する大事な工程が「下地処理」です。

 

下地処理一つで塗装の保ち方は、まったく変わってきますので、これから外壁塗装を行う方は、下地処理とはどんな作業があるか、どれくらい重要なのかを知っておきましょう！

 

【下地処理が重要な理由】

それではさっそく下地処理についてご説明していきます！

塗装する面のことを下地と呼んでいまして、この下地を整える工程が「下地処理」です。

 

読んで字のごとくという感じですが、外壁塗装では非常に重要な工程となっています。下地処理がおろそかになっていると、塗装は下地にうまく密着せず、短期間で剥がれる恐れがあります。

 

経年劣化した下地は、汚れや白亜化した塗膜、コケやカビなどの不純物が付着しており、塗装が付きにくくなっています。

 

もうお分かりのとおり、この状態で塗装してもすぐに剥がれてしまいます。

 

せっかく外壁塗装をするのなら、品質の高い工事をしてもらいたいですよね。

 

どんなにグレードの高い塗料で塗装しても、どんなに丁寧に塗っても、どんなに美しく仕上がっていても、下地処理が適切でなかれば、品質の高い塗装とはいえないのです。

 

少し誇張した表現かもしれませんが、それくらいに下地処理は重要ということです。

 

【下地処理の目的は「塗装の密着性を高めること」「見栄えをきれいにすること」の2つ】

下地処理が重要なことがお分かりいただけたでしょうか。それでは次に下地処理の目的を見ていきましょう。

 

下地処理の目的は以下の2つです。

 

・塗装の密着性を高めること

・下地を整えて見栄えをきれいにすること

 

塗装の密着性に関わることは前述しましたので、次は見栄えが関係することについてご説明します。

 

なぜ下地処理が見栄えに関係しているのか気になりますよね。経年劣化した下地は汚れなどの不純物が付着するだけでなく、下地表面も荒れていてデコボコになっています。

 

凹凸のある状態で塗装したらどうでしょうか？当然ですが、見栄えはきれいではありませんよね。

 

下地処理は下地表面を整えて見栄えをきれいにする目的もあるのです。

 

劣化症状についてはこちらの「外壁塗装が劣化するとどんな症状が現れる？放っておくリスクも知っておきましょう！」をご覧ください。

 

【下地処理作業の種類】

下地処理は塗装前に行う工程です。塗装工程でいうと以下のタイミングで行います。

 

1：足場設置

2：高圧洗浄

3：下地処理

4：下塗り

5：中塗り～上塗り

6：足場撤去

7：完成

 

高圧洗浄も下地処理の一つですから、工程でいうと足場を設置した後に行うことになります。

 

下地処理は一つの作業のことを指すのではなく、複数の作業があり、施工状況に合わせて適切な作業を行います。

 

下地処理には、

 

・高圧洗浄

・ケレン

・コーキング工事

・補修工事

 

があります。

 

それでは各下地処理作業を一つずつご説明していきます

 

【高圧洗浄は建物の不純物を洗い流す作業】

建物はこれまでの汚れが蓄積しています。これを手作業で取り除くのは骨が折れる作業ですし、時間もかかってしまいます。

 

効率よく汚れを落とすために、圧力をかけて強力な水を噴射して汚れを落とす作業が高圧洗浄です。

 

高圧洗浄は付着した汚れ、剥離した塗膜、コケ、カビなどを洗い流します。とてもパワーがありますので、こびりついてしまったり、染み込んでしまったりしている汚れもきれいに落とすことができます。

 

【ケレンは塗装の密着性を高め、見栄えをきれいにする作業】

ケレンとは、高圧洗浄で落としきれない汚れや古くなった塗膜を磨いて塗装が付着しやすい下地に整える作業のことです。

 

サンドペーパーやスクレーパー、ディスクサンダーなどの道具で下地を研磨します。塗装の密着性だけでなく、下地を平滑にして、見栄えを整える目的もあります。

 

【コーキング工事は防水性と気密性のメンテナンス】

コーキング工事は、外壁目地、部材の接合部、部材の取り合い部などにコーキングを充填して隙間を塞ぐ工事です。

 

コーキングは建物の防水性や気密性を保つ役割があり、経年劣化していると建物の機能性が落ちてしまいます。外壁塗装ではコーキング工事も一緒に行うことが大切です。

 

コーキング工事についてはこちらの「コーキング工事とは？メンテナンスのタイミングとお得に工事ができる方法」をご覧ください。

 

【不具合を起こしているところは補修が必要】

年数が経過していると劣化だけでなく、損傷や水漏れなどの不具合を起こしているケースもあります。外壁塗装を行う際は、こういった不具合も直しておくことが大事です。

 

塗装をすれば不具合箇所は目立たなくなるかもしれません。しかし、見栄えは大丈夫だとしても、すぐに不具合を起こして、工事をやり直さなければいけなくなる可能性があります。

 

そんなことになってしまったら余計な工事費用が発生してしまいますし、また工事の段取りなど時間を取られてしまいますので、工事を行う時は、不具合を起こしているところを残さないようにしましょう。

 

補修工事には「クラック補修」や「破風板や軒天井の補修」「雨樋の水漏れ補修や部材交換」などがあります。

 

当社はこのような不具合や損傷を起こしているところも徹底的に直してから塗装工事を行います！

 

当社についてはこちらの「皆様から選ばれる理由」をご覧ください。

 

【まとめ】

ここまで下地処理についてお伝えしてきました。下地処理について最後におさらいしましょう。

 

【ここだけは押さえておきたい！下地処理の重要ポイント】

・下地処理は塗装の耐久性を左右する重要な工程

・下地処理が疎かになると塗装はすぐに剥がれてしまう

・下地処理は塗装の密着性を高め、見栄えを整える目的がある

 

下地処理は塗装が仕上がると隠れてしまう作業です。手抜き工事対策に、見積もりを徹底的にチェックし、下地処理の施工写真を撮ってもらうことをおすすめします！

 

は無料で建物診断を行っております。これから外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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