屋根が劣化するとどんな症状が現れる?メンテナンスのサインを見逃さない対策を解説!
投稿日:2023.5.31 更新日:2023.10.5
大切なお住まいも長年風雨や太陽の紫外線などにさらされるとだんだん傷んできます。そのまま放っておいてしまうのは建物の老朽化を早めてしまいますので、適切な時期にメンテナンスを行っていかなければなりません。
建物の重要な構造体の一つである屋根も例外ではありません。屋根は太陽光や風雨、飛来物など過酷な環境におかれています。年数が経過した分だけ傷んでいますし、台風やゲリラ豪雨など突発的なことで損傷を受けてしまうこともあるでしょう。
とくに屋根は雨漏りに注意しなければなりません。屋根は建物の傘のようなもので、少しでも水が入る隙間があれば簡単に雨漏りしてしまいます。雨漏りなどの被害を受けないためには、普段から建物の状態を把握し、適切な時期にメンテナンスを行うことです。
そこで本日は、屋根に発生しやすい劣化症状や屋根を傷んだままにしない対策などをご紹介させていただきます!
【屋根が痛むと発生する劣化症状】
屋根は様々なトラブルが潜んでいます。もしかするとこのようなトラブルにあって大変だったという思いをした方もいらっしゃるではないでしょうか。
・台風や強風で屋根がめくれたり、剥がれたりしてしまった
・雨漏りして水がポタポタと落ちてくる
・瓦がずれて落下してきそう
このようなトラブルは、屋根が劣化しているサインを見逃さないことで未然に防ぐまたは被害を最小限に抑えることができます。
それでは屋根が傷んでいる劣化症状とはどんな症状でしょうか?
屋根が劣化すると以下の症状が発生しますので、見逃さないようにしましょう。
【色褪せ】
屋根が色褪せるのは「スレートなどのセメント系屋根」や「金属屋根」に起こります。
「セメント系屋根」や「金属屋根」が色褪せている場合は、塗装が必要なサインを表しています。
これらの屋根は塗装で防水を保っていますから、色褪せにより塗装が劣化していると水が染み込みやすくなり、屋根材を脆弱化させてしまいます。
これ以上劣化を進めると、今度は屋根材が破損して破片が風で飛ばされてしまう恐れがあります。色褪せ自体は建物への被害を与えるほど緊急性が高いものではありませんが、屋根が色褪せていたら、そろそろ塗装が必要思ってください。
屋根塗装についてはこちらの「屋根塗装は本当に必要?塗装をする目的とタイミングを解説」をご覧ください。
【コケやカビが発生している】
ふと屋根を見上げたらコケやカビが発生していた、なんてことはありませんか?屋根の見栄えだけの問題なら大丈夫と思ってそのまま見過ごしてしまうのはいけません。
これも屋根が劣化しているサインの一つだからです。コケやカビは大気中に浮かぶ胞子がくっつくことで発生し、植栽が多かったり、林に近いなど緑の多い場所、湿気が多い、風通しが悪いなどジメジメした環境はコケやカビが発生しやすいです。
屋根材の間にコケが発生することもあります。コケによって屋根が浮き上がり、コケの押し返しによって屋根材が割れてしまうこともあるため、長期間放置するのは避けたいところです。コケやカビが発生している場合、同時に色褪せも起きていますので、屋根塗装を考えていただく時期です。
劣化症状についてはこちらの「外壁塗装が劣化するとどんな症状が現れる?放っておくリスクも知っておきましょう!」もご参考にしてください。
【屋根が損傷している】
長く傷んだままにしたり、飛来物で強い衝撃を受けたりすると屋根が損傷することがあります。現在、多く採用しているスレートは5mmほどの厚さですので、経年劣化でひび割れていてもおかしくはありません。また、頑丈な瓦も大きな衝撃を受けると割れてしまうため、いくら耐久性が高いからといっても安心はできません。
できれば定期的に点検を行って屋根の破損にいち早く気づくことが大事なのですが、そのまま気がつかずに放置すると、破損した屋根の破片が風に飛ばされて近隣の建物に被害を与えてしまう恐れがあります。
もし、敷地内に屋根材の破片が落ちていたら、屋根が破損している証拠ですので、なるべく早めに専門業者に屋根を点検してもらうことをおすすめします。
【棟板金が不具合を起こしている】
屋根の中で棟板金は被害が多い部材です。棟板金とは屋根の棟に取り付けられている傘形状をした部材です。もともと屋根は風にあおられやすい場所ですから、吹き込む風が棟板金を浮き上がらせてしまうことがあります。
棟板金を歪ませたり、浮かせたりするだけでなく、最悪は風で飛ばされてしまう被害も起きています。棟板金は大きな部材ですから、もし風に飛ばされてしまうと大変な事故を起こしてしまいます。
屋根を見たときに棟板金が浮いているような違和感が少しでもありましたら、そのままにせず、一度専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
棟板金のメンテナンスについてはこちらの「棟板金は修理した方がいい?放置するリスクとメンテナンス時期」をご覧ください。
【定期的に屋根点検を実施して劣化を放置しない!】
どうでしたか?屋根が傷んでいると色々な症状がでてきます。大事なことはそれら劣化のサインを見逃さないことです。
問題にいち早く気づき、初動を早めれば被害が大きくなることはありません。これからも大切なお住まいを守っていくためにも屋根が劣化しているサインを見逃さないようにしましょう。
また、屋根は高い場所にありますので、すべてを目視で確認することはできません。目に入らない場所は、劣化していても気づかずに放置されてしまいます。
このようなことを防ぐために、定期的に屋根点検を実施することをおすすめします。屋根点検を行なっていただく時期は10年前後です。定期的に屋根点検を行うことで、問題を早くに見つけ、すぐに対処できますので、屋根の長寿命化にもつながります。
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無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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